ヒーリングサロンを自宅でオープンした方法

川井 今日はりりこさんにインタビューさせていただきます。りりこさんがどんなことで起業されたのか自己紹介も含めてお願いします。
――田園都市線用賀駅徒歩30秒のところにヒーリングサロンを経営しています、りりこと申します。ヒーリングと言いましても「シーターヒーリング」と言いまして、自分自身にネガティブになってしまう不利益な思考パターンをポジティブなものに変えて、やがては成功できるような考え方になっていくというヒーリングなんです。
川井 シーターヒーリングをされて長いのですか?
ーー 8年になります。
川井 8年の中で苦労されたことなどありますか。どうしてシーターヒーリングをされることになったのかなどもお話いただければ。
ーー まずはきっかけから。自分の夢を形にしたいと思っていたんですけれどもどうやって形にすればいいのかっていうことがつかめずにいました。自分の中で自分の自己実現を難しくしているところがありましたね。成功する人は一部の人で私のように学歴のない人っていうのは成功することは難しいって考えていたので夢を現実にすることができずにいたんです。ひとつだけ考え方を変えることによって、自分自身のやりたいことが溢れてきたんですね。その気持ちを持ち続けることができて、8年目にして現在、沢山の生徒さんを迎えいれることができています。
川井 最初はシーターヒーリングを学ばれてそして先生になって開業されたという段階をふまれたのですか?
ーー自分の人生を止めているのは自分の考え方だとそこで気がついて、それが私だけに当てはまることではないと思ったんですね。ヒーリングをやる人やっていない人がいるわけですが、自分を止めている思考っていうのはどんな人にもあって、その思考と付き合い続ける時間がとっても長いのでこのままでは新しいことが始められないと思いました。私自身がそうでしたし、これはみんなにも当てはまることだから教えたい!と思ったんです。そこからインストラクターになってこの「シーターヒーリング」を教えられるようになりました。
川井 起業する時って、誰しも「怖いな」「できるだろうか」という不安などがあると思うのですが、そういった気持ちはりりこさんにもあったのですか?
ーー 私の場合も正直「怖い」というのはありました。怖いですが「楽しい」っていう気持ちがいっぱいありました。自分ひとりでやっていけるのか?収入がついてくるのか?など現実的問題で生活できるのかっていう不安はもちろんありました。
川井 その不安はどうやって乗り越えていったのですか?
ーー まず、ポジティブな考え方に変えたっていうのが一番あります。押しつぶされるような不安に付き合い続けないということは、よくやりました。「楽しい」っていう気持ちを許し続けたというのも成功のポイントだったと思います。あとは自分と同じ気持ちでつきあってくれる人との出会いですね。例えば川井さんですね。川井さんは私がこうなりたいっていう気持ちを形にしてくれる人ですよね。自分ではわからない部分を形にしてくれる人がいたっていうのは大きいです。それも成功のポイントですね。
川井 現在はサロンを開業されていますが、当初はサロンもない状態から、どういったステップを経て現在に到達されたのでしょうか。
ーー 最初は自宅から始めました。コストができるだけかからないように始めました。自宅でヒーリングしたり、安いレンタルスペースを借りていたこともありました。市で1時間200円くらいで貸してくれるレンタルスペースとかがあるんですね。
私の場合は友達をクライアントさんにはしなかったんですね。身近な人にヒーリングするというやり方もあったのですが、私はそれをしたくなかったんです。私のことを全然知らない人にでも理解してもらえるような考え方でホームページを作り、ブログを書き、信頼されるということを第一に考えて行動していました。
川井 サロンがどんどん大きくなっているイメージなんですけれど、最初はどこでされていたのですか?
ーー 一番初めは地元ですね。私のことを知らない人たちを呼んでましたね。呼べるようなホームページを作ってブログを更新していました。
川井 僕の知っているかぎりでは、ホームページでものすごい数のブログを書かれていたりとかされていたのですが、それはどこから書く内容が出てくるものなんですか。何か勉強したとか努力されたことはあったのですか?
ーー 記事どうして書けたのでしょうね。私はその時記事が書きたかったというのが本当のところです。当時はYouTubeみたいに直接声を伝える場もなかったですし、私の思いや考えを伝えるところはブログしかなかったんですよね。それが溢れちゃっていたのでついブログを書き続けたのだと。情熱あふれる部分を記事いていったわけです。勉強も、もちろんしています。情報もたくさん頭に入れています。そしてその情報をどうやって自分の人生で現実化したのかっていうところをブログに書いていたんですね。
川井 情報をそのままブログに書くのではなく、それを自分に実人生に落とし込んだものを記事にしていた。
ーー そうです。それが現実になるにはステップがあったわけです。それを書き留めてあげておいたほうがこれから同じように現実化したいと思っている人たちの役に立つんじゃないかと思ったんです。
後編へ続く